ウクライナにいる日本人義勇兵 外国メディアがインタビューの記事をロシアの通信社が載せているが、外人部隊に入るのは、昔から個人の自由である。
日本政府が募集しているのではなく。ウクライナ政府が募集しているのに、応募したということであり、ロシア政府が募集すれば、ロシア軍に応募する人もいるかもしれない。
個人の選択の問題である。
データ
ロシア・スプートニク2022年3月18日, 17:36
日本人と称する覆面の男性 - Sputnik 日本, 1920, 18.03.2022
ロシア外務省は17日、日本はウクライナでの軍事行動に参加する日本人の募集を食い止めていないと指摘し、彼らの命に対する責任は日本側が負うことになると警告した。
そして日本の松野博一官房長官は18日、外国メディアが報じた日本人義勇兵に関する記者の質問について、報道は把握していると認めたものの、直接的な言及はしなかった。
日本人義勇兵の話題は、CNNトルコがウクライナのリヴィウ駅で特派員が日本人と称する覆面の男性にインタビューした動画を公開したことがきっかけで再熱した。
以下はそのインタビューの詳細。
動画では、特派員が男性にウクライナに来た目的について尋ねている。
私はここで女性や子どもが殺されたというニュースやルポルタージュをたくさん目にした。あるルポは息子を亡くして泣いている女性に関するものだった。
女性は『どうして、何のために、どうしてなの?』と繰り返し、とても恐ろしいと語っていた。この報道を見たとき、私はここで(ウクライナで)戦わなければならないと思った。
特派員「ここに来る前はどこに住んでいたのですか?あなたは軍人ですか?それとも義勇兵として来たのですか?」
男性「(自分の国の)軍隊で2年間勤めた後、外国の軍隊で働いていた」
特派員「ここに来たあなたの仲間は何人?」
男性「詳細は伏せるが、5人くらいで、グループだ。連絡が確立されれば、数は増えていくだろう」
特派員「遠くから来たんですね。苦労しましたか?」
男性「そう、遠くから。でもそれは問題ではない。ここにはたくさんの難民がいるから。難民は疲れているし、大変な状況なのだろう。我々は軍人だから、そのような状況には慣れている」
特派員「ウクライナ軍のために一体どこで戦うつもりですか?キエフで?それとも他の地域で?」
男性「ウクライナ南部に行くことになると思う。北部ではロシア軍の進軍は困難であり、その速度は低い。しかし南東部での進軍は速いため、我々はそこでロシア軍を止めなければならない。残念ながら、南部では義勇兵の数は十分ではない」
日本政府 ウクライナ入りした「日本人義勇兵」は直ちに退避してほしい
14:29
男性は、最初はウクライナ難民を助けたいという思いだけだったが、ウクライナのゼレンスキー大統領が軍事支援を呼びかけたことで、軍人として行くことにしたと認めた。
男性は、「もちろん、家族は私の決断を認めなかった。しかし最終的には、『正義感を失わないで、正しいと思うことをやって生きて帰ってきなさい』と言ってくれた」と語っている。
特派員「死ぬのは怖いですか?」
男性「もちろん怖い。これは自然に湧き出る恐怖だ。でもこれを克服する必要がある。私はいつもどおりに自分の仕事を実行しなければならない。正確に仕事をやるのだ。あなたはジャーナリストで、あなたの使命は出来事を正確に報道することだ。それがあなたの仕事。私の仕事は戦うこと。全てはとてもシンプルなことだ」
ロシア外務省のザハロワ報道官は17日、日本はウクライナでの軍事行動に参加する日本人 の募集を食い止めていないと指摘し、彼らの命に対する責任は日本側が負うことになると 警告した。
ロシアは2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。
プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特殊作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。
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