
中国が空母群を建造している。予想されていた事態ではあるが少しスピードが速い感じがする。
空母は防御の空母群を保持しければ、その機能を発揮できないが、中国はその防御システムを作り上げているということか。
空母というものはそのものは防御力が弱く、単独では攻撃を受ければすぐに撃沈されてしまうしろものである。イージス艦などの護衛をシステムとして持たなければその機能は発揮できない。
中国は空母群をもつということは日本にとっても脅威となろう。

データ
露西亜・スプートニク 2019年10月27日 18:05
中国が量産型の重空母の建造を進めている。上海の新たな造船場で同様のタイプの大船舶が複数建造される予定だが、この空母がその中で初の船舶となる。
アメリカ戦略国際問題研究所(CSIS)の専門家が、衛星写真を調べた結果、このような結論に達した。
中国がどれくらいのスピードで自前の空母建造に至ることができるのか、それが地域の戦略的勢力図にどのように影響するのか。スプートニクが軍事専門家のウラジーミル・エフセエフ氏に話を聞いた。
エフセエフ氏によると、実際、中国は空母や空母群の編成要素において、近いうちにアメリカと対等になるという。
エフセエフ氏:「空母は、それ自体にパワーはあるものの、空母群という形で信頼できる護衛を持たなければなりません。
それがアメリカには不足しています。アメリカは世界の複数のプレーヤーを一度に抑止するため、世界各地に空母群を派遣し、グローバルな覇権を維持しようとしています。
これが軍事予算を逼迫させ、アメリカの中国に対する抑止力を制限してしまっています。
逆に中国にはそういった問題がないので、現段階で中国は財政面でも技術面でも空母でアメリカと競合できる状態にあるのです。」
中国にとっての新たなレベル
ウラジーミル・エフセエフ氏は、中国が軍事面で新たなレベルに到達するかどうかは、極めて短時間の問題だという。
エフセエフ氏:「自前の空母の量産開始により、中国海軍の活動範囲は大きく拡大します。
なぜなら、中国は同時に、世界各地で海軍の物資・技術的補給のための基地作りも進めているからです。
空母とインフラがあれば、中国は必要に迫られた場合、自国沿岸から遠く離れた場所でも敵に武力による圧力を与える事ができるようになります。」