大手コンサル会社、仮想通貨が銀行にもたらす危険性について警告 [2022年01月18日(Tue)]
暗号資産は銀行の敵となるだろう。暗号資産が多くなれば銀行は不要になる。金融の秩序が崩壊するリスクもあるだろう。
データ ロシア・スプートニク2022年1月18日, 05:11 大手コンサルティング会社EY(Ernst&Young)は、国産仮想通貨(暗号資産)がリテールバンキングとその利益にもたらす危険性について警告した。 EYは、国産仮想通貨の発行を受け、業務におけるいくつかのアプローチを変更する必要があるとしている。 銀行組織の収益減少のリスクがあるという。EYは銀行に対し、地域および国の規制当局とより緊密に協力して、仮想通貨導入の可能性を予測し、そのビジネスへの影響を事前に評価するよう勧めている。 EYの報告書では「顧客が自分のお金を中央銀行に預けることができるようになれば、彼らにとってリテールバンキングは必要なくなる。その結果、銀行の収益は著しく低下する」と述べられている。 昨年、JPモルガンのストラテジスト、ジョシュ・ヤンガー氏は、顧客は自分のお金をプライベートバンクから中央銀行の国産仮想通貨口座に移し始め、プライベートバンキングセクターの安定を脅かすと述べた。 |