目覚める火山、熱海の土石流:今年起こった世界の自然災害 [2021年12月31日(Fri)]
世界的に火山が噴火している。千島列島でも火山が絶えず噴火していた。火山の噴火、森林火災、竜巻、洪水、地震の多発、台風。ハリケーンの大型化など自然災害が多かった。
問題は来年以降に鎮静化する保証は全くないことだ。ますます自然災害のリスクが高まってくるという風に考えざる得ない。 日本は火山列島上に立国しているので、自然災害は避けられない。その災害以上の経済発展をしていなくては日本民族は滅んでしまう。政治家は心して災害に立ち向かってもらいたい。 データ ロシア。スプートニク2021年12月28日, 17:35 6000年ぶりに目覚めたアイスランドのファグラダルスフィヤル山、日本の静岡県熱海市を襲った土石流、ロシア・ヤクーツクで発生した21世紀最大規模の森林火災など、今年世界で起こった自然災害を写真で振り返る。 2020年12月30日、ノルウェー・首都オスロの近郊の村で大規模な地滑りが発生。少なくとも7人が死亡した 2月、米国北東部で大雪。ニュージャージー州など複数の州で非常事態が宣言された - 2月、イタリア・シチリア島のエトナ火山が噴火。現在も活動を続ける - 3月2日、インドネシア・スマトラ島のシナブン火山が噴火。噴煙は5000メートルに達した - 3月15日、中国・北京の空がオレンジ色に。過去10年で最も深刻な黄砂が発生し、日本にも飛来した 3月19日、アイスランド・首都レイキャヴィク近郊のファグラダルスフィヤル山が噴火。6000年ぶりの噴火に観光客らが集まった 4月9日、カリブ海の島国セントビンセント島で、スフリエール火山が42年ぶりに噴火。 6月24日、チェコ南東部の南モラビア州で巨大な竜巻が発生。5人が死亡した 6月、カナダ・ブリティッシュコロンビア州に記録的な熱波が到来。同月29日にはカナダ史上最高の47.9度を観測した 7月、ロシア・サハ共和国の首都ヤクーツクで大規模な森林火災が発生。日本の国土面積の半分に相当する1816万ヘクタールが焼失し、21世紀最大規模の森林火災に - 7月、米オレゴン州で森林火災「ブートレッグ・ファイア」が発生。落雷が原因とみられており、ロサンゼルスと同等の面積が焼失した 7月4日、日本の静岡県熱海市で、豪雨による土石流が発生。27人が死亡した 7月中旬、中国河南省で記録的な豪雨が発生。被害の大きかった鄭州市では同月22日、トンネルが冠水し、多数の死者が出た 7月中旬、ドイツ西部で豪雨による大規模な洪水が発生し、180人が死亡。エルフトシュタットでは大規模な土砂災害に見舞われた 夏、ギリシャは過去30年で最悪の熱波に見舞われ、各地で大規模な山火事が発生。8月3日、国内の最高気温は47.1に達した 8月14日、米カリフォルニア州で森林火災「カルドア・ファイア」が発生。エルドラド国有林に延焼した 8月中旬、メキシコに大型ハリケーン「グレース」が上陸。少なくとも8人が死亡した 8月29日、米ルイジアナ州に大型ハリケーン「アイダ」が上陸。2005年に同州を襲った「カトリーン」を上回る強風となった 9月19日、スペイン領カナリア諸島、ラ・パルマ島でクンブレビエハ火山が噴火。現在も活動を活発に続けている 9月29日、米ハワイ島でキラウエア火山が噴火。溶岩の噴出は「5回建てビルの高さ」に相当した 12月4日、インドネシア・ジャワ島のスメル山が噴火。噴煙は1.5万メートルに到達し、これまでに30人以上が死亡した |