日中防衛当局トップ 2022年にホットライン開設で合意 [2021年12月28日(Tue)]
現在は、あらゆる防衛機器が迅速に作動するので、偶発戦争が一面では起こりやすい。相互の認識違いなど即断で話し合える回路は必要である。
データ ロシア・スプートニク2021年12月28日, 16:17 (更新: 2021年12月28日, 16:27) 日本の岸信夫防衛相は27日、中国の魏鳳和(ぎ・ほうわ)国務委員兼国防相とテレビ会議形式で会談し、2022年内の日中防衛当局間のホットライン開設・運用で合意した。 松野官房長官が28日の記者会見で記者の質問に答える形であらためて報告した。 共同訓練、沖縄・尖閣占拠を想定 自衛隊と海保、類似地形の島で 松野官房長官は、昨日の日中防衛当局トップのテレビ会談の中で、岸防衛相が尖閣諸島(中国では「釣魚群島」)をめぐる情勢に懸念を表明し、また台湾海峡の安定と平和の重要性を訴えたと語った。 日中間には尖閣諸島(中国では「釣魚群島」)をめぐる東シナ海における領土論争が存在する。 2012年に日本政府が日本の民間所有者から、中国が自国領土と見なす5島のうち3島を買収して以来、日中関係は複雑化している。当海域で中国船の侵入など中国の動きが活発化していることから、日本は懸念を抱いている。 関連ニュース 辺野古サンゴ移植を容認 農水省が最終判断 在日米軍関係者、26日から出発72時間前の検査を開始=松野官房長官 |