中国の銅輸入、10月は2カ月連続増 アルミ輸出は減少
ロイター編集 [2021年11月08日(Mon)]
中国の銅輸入、10月は2カ月連続増 アルミ輸出は減少というが,銅の取引では住友商事がこのトレードで巨大な2000億円強の赤字を計上する羽目になったという記事を思い出す。
銅の取引相場は、なにか怖い裏があるように思えてならない。 中国では銅の国家備蓄分を放出したと報じられているが、日本の銅の国家備蓄はどのくらい量が備蓄されているのであろうか。 データ ロイター・イギリス 2021・11・08 [北京 7日 ロイター] - 中国税関総署が7日発表した10月の銅輸入は、2カ月連続で増加した。短期間生じた価格差を利用して保税倉庫の銅在庫を輸入する動きが出た。 10月の未加工銅・製品の輸入は41万0541.3トン。9月の40万6015.6トンから増加した。前年同月比では33.6%減。 1─10月の輸入は前年同期比21%減の443万トン。 10月はロンドン金属取引所(LME)銅が6.3%上昇と、値上がり率が上海銅の約4%上昇を上回ったが、9月下旬に一時的に価格差が拡大して輸入が有利になった。 これを受け、保税倉庫の銅在庫はさらに減少、2013年の統計開始以降で最低の20万6400トンとなった。 中国では10月、銅の国家備蓄が追加で3万トン放出され、輸入需要をやや押し下げる形となった。 |