独・ベルギー洪水の死者120人超に、行方不明約1300人 [2021年07月17日(Sat)]
独逸、ベルギー、オランダで豪雨による洪水の発生により多大な被害が出ている。ドイツの洪水などは今まで聞いたことがない。
豪雨による被害は天候不順によるものであろうが、その豪雨の規模が世界的に大規模化していることは見逃せない。 日本も大規模災害の発生を想定し、防御の対策を早めに打っていくことが求められる。しかし、コロナの対策で見られるようにし政府は頼りない。 データ イギリス・ロイター2021.7・17 [シュルト/エルフトシュタット(ドイツ) 16日 ロイター] - 欧州西部を襲った記録的な豪雨で河川の氾濫により洪水が発生し、16日時点でドイツ西部などで約1300人の安否が確認されていない。 水位の上昇が続き、一部地域で通信が途絶える中、ドイツとベルギー両国の死者は120人を超えた。 ドイツのラインラント・プファルツ州とノルトライン・ウェストファーレン州に加え、ベルギーとオランダで、河川の氾濫で住宅が押し流されるなど大規模な被害が発生。 これまでにドイツだけでも103人の死亡が確認された。このうち12人は、夜間に鉄砲水に襲われたケルン南方のジンツィッヒにある障がい者施設の入所者だった。 地元メディアは、洪水による家屋倒壊が増えているため、犠牲者数が増加する恐れがあると報道。ベルギーではこれまでに少なくとも20人の死亡が確認され、安否不明は20人となっている。 ドイツでは16日時点で約11万4000世帯が停電。洪水に見舞われている一部の地域では携帯電話網が機能停止に陥り、被災者と連絡が取れない状態になっている。 ラインラント・プファルツ州では、ケルン南方のアールワイラー地区で約1300人の安否が未確認。ケルン当局の報道官は「ネットワークが完全に遮断され、インフラは完全に破壊された。病院は患者を受け入れられなくなっている」と述べた。 ドイツ政府は700人を超える軍隊を動員し、救援にあたっている。 |