モスクワでなく、東京で!銀座にロシア食品専門店「赤の広場」がオープン [2021年03月05日(Fri)]
昔,新宿にスンガリ―というロシア料理店があり、そこによく通った。歌手であった加藤登紀子が経営していた店である。
ボルシチを食しながら、ウヲッカを飲んでいたことを思い出す。ロシア料理の食材が日本でも簡単に手に入ることができたことは喜ばしい。 ロシアとは国境画定問題があるが、民間の交流には支障はない。日本国民とロシア国民が仲良く共存することは喜ばしいことである。それは食からはじめよう。 データ ロシア・スプートニク2021年03月04日 14:14 筆者 : エレオノラ シュミロワ 「赤の広場」が、ついに東京に現れた。もちろん、モスクワのクレムリンとそのそばにある広場ではなく、食料品店のことである。 銀座にオープンした「赤の広場」というこの食品専門店は、東京に真の「ロシア的な場所」が誕生したことを意味する。 この店では日本人にとってはまだなじみのないロシア産の食品やお土産品が販売されている。 「スプートニク」の記者が店長のミヤベ・ヴィクトリアさんに、店舗経営の苦労や日本に対する思いについて、お話を聞いた。 すべてはスィロークから始まった 実際、多くの人が、この「赤の広場」のオープンを待ち望んでいた。この食品専門店は6年前にオンラインショップの形で作られたが、ついにこのたび店舗の形でのオープンとなった。 ヴィクトリアさん: 「ロシアと旧ソ連諸国の商品を輸入をするようになり、もう13年くらいになります。 日本にロシアの食料品がほとんどないということにものすごく驚きました。 2〜3種類の食品が輸入されて販売されているということはありますが、たとえ卸で大量に仕入れている場合でも品揃えがとても少ないのです。 そこで、日本でチェーン店をオープンしたいというアイデアが浮かんだのです。しかし、日本の市場に、日本で知られていない商品を売り出すというのは簡単なことではありません。 日本人にとって品質も味もまったく分からない商品を、小売店の人たちに知ってもらうためには何年もの時間が必要でした」。 |