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中国の弾道ミサイルが艦艇に命中するようになった。太平洋での新たな軍拡競争か [2021年01月22日(Fri)]
中国の軍拡はロシアにとっても脅威となる。ロシアと中国は長い国境線で接しており、昔は中国がロシア軍の戦車隊の侵攻を恐れたが、今はロシアが恐れるという時代になってきた。

そして、中国のミサイルの精度があがったことは、アメリカ軍にとっても脅威である。第七艦隊もミサイルの餌食になってしまうからだ。

日本人は軍事力は使わないと憲法に記したが、他国の軍事力については目をさらにてして見ておかねばならない。

有事の時に軍事力は簡単にはその技術力を向上させれない。日ごろから精度を高めておかねばならない。

データ
ロシア・スプートニク2020年11月30日 16:18
筆者 : ドミトリー ヴェルホトゥロフ

中国に新たな海軍兵器が登場した。この兵器は対艦ミサイルとして大きな優位性を持つ可能性がある。中国のミサイルは実験で移動中の艦艇に弾頭を命中させた。

2020年8月26日、DF-26BとDF-21Dの2つのミサイルがパラセル諸島(西沙諸島)の水域で標的に命中した。

海から遠く離れた大陸から発射されたミサイルで艦艇が攻撃されたのは、おそらくこれが初めてのことである。DF-26Bは青海省から発射され、飛翔距離は約3500キロメートルだった。

中国は海軍兵器の開発で大きな一歩を踏み出した。これは海上戦の条件を大きく変える。アメリカの空母群が戦闘地域に近づく段階で、かなりの遠距離から攻撃され得ることになるからだ。

艦艇を攻撃できるこの弾頭は、地上発射型および海上発射型の幅広い中国製弾道ミサイルに装填することができ、潜水艦から発射することも可能だ。

ミサイル攻撃は突然のものになる可能性がある。対艦ミサイル防衛では、発射装置である航空機、艦艇、または地上発射装置の追跡と攻撃が最善の戦術である。

しかし、今回の兵器の場合、発射装置は遠く離れた中国大陸部のどこかに位置し、地下に隠されていて、攻撃の手は届かない。

イージス
海上プラットフォーム上に設置するイージスは日本にとって最善の代替案となり得るのか?

通常、こうした弾頭は偵察衛星のデータをもとに標的に誘導される。しかし、このデータだけでは動く艦艇を攻撃するには不十分だ。

このタイプの弾道ミサイルの飛行時間は約15分。30ノットで移動する艦艇であれば、この間に、衛星が計算した位置よりも10キロメートルも離れてしまう。

そのため、通常の弾道ミサイルは移動する艦艇に命中させられない。命中させたければ、弾頭が落下する最後の区間で、弾頭が自ら標的を補足し、軌道を修正しなくてはならない。


中国の設計者はこの課題を解決した。中国のデータによると、DF-26B弾頭はマッハ12〜18(秒速4.1〜6.1キロメートル)の極超音速で操縦することが可能だ。

このような高速であれば、弾頭が艦艇に衝突するだけでも巨大爆発に相当する衝撃をもたらす。

弾頭の重量が約500キログラム、速度が上記の通りであれば、衝突のエネルギーはTNT換算で905〜2038キログラムに相当する。これは500キログラムの航空爆弾を大幅に超える。

これはすなわち、空母の分厚い鋼鉄の飛行甲板を貫通し、熱された弾頭の破片が甲板の下にある格納庫の航空機、航空燃料、ミサイル、航空爆弾を破損させることを意味する。

爆発が起き、大火災が発生する。空母は大きく損傷し、少なくとも造船所で長期間にわたる修理が必要になるだろう。アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦であれば、完全に貫通してしまうだろう。

中国製弾道ミサイルの新型弾頭については、まだほとんど情報がない。TNT換算で3〜15キロトン程度の低出力核弾頭の可能性は十分にある。

空母内での核爆発は間違いなく空母を完全に破壊するだろう。乗組員は全員死亡し、形を失った破片が海底に沈んでいく。

アメリカに対抗策はあるのか?
弾頭が内蔵誘導システムで艦艇を補足して飛んでくる場合、迎撃することは不可能だ。弾頭は流星のごとく、100キロメートルを10〜12秒で飛翔する。しかし、弾頭が宇宙空間にいる間に迎撃できる可能性はある。


2020年11月、米海軍は演習を行い、イージス弾道ミサイル防衛システムを備えたUSS John Finn(DDG-113)から発射した迎撃ミサイルで、初めて弾道ミサイルを宇宙空間で迎撃した。

このように、アメリカ海軍はミサイル攻撃に対してまったく無防備なわけではなく、最も重要な艦艇をミサイル攻撃から守ることができる。

イージス弾道ミサイル防衛システムを備えた駆逐艦を空母の前方300〜400マイルにミサイル防衛線として展開すれば、中国の弾頭が大気圏に入る前に宇宙空間で迎撃するチャンスはある。

中国と米国のミサイル競争が始まった。中国はアメリカの空母を深刻な脅威と捉え、艦艇を攻撃できる長距離で高精度の手段を開発している。

アメリカはミサイル攻撃からの防衛手段を開発している。どちらが覇権をとるかは、まだ分からない。

中国は多数の弾頭ミサイルに新しい弾頭を装填し、一斉発射でアメリカと同盟国の海軍を攻撃することができる。

しかし、アメリカと日本を含む同盟国にはイージス弾道ミサイル防衛システムを備えた艦艇が数多くあり、迎撃ミサイルも多くある。

一斉ミサイル攻撃は理論的には迎撃できる。このミサイル競争には多くの力と資金がつぎ込まれている。これによって、どちらが太平洋の覇権をとるかが左右されるからだ。




Posted by ゆう東洋医学研究所 at 21:19 | 天国と地獄 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
日本国内の20年の自殺者2万919人 [2021年01月22日(Fri)]
現在の社会が生きにくいということを自殺者の統計があらわしている。新型コロナの蔓延の結果、生活できなくなっている人が増加しているということであろうか。

女性が多いということは、社会のしわが女性にしわ寄せされているということであろう。政府はあてにはならないが、それでも減らす方向で努力してほしい。

データ
イギリス。ロイター(共同通信, Kyodo)2021・1・22

20年の自殺者2万919人

 2020年の自殺者が2万919人に上ったことが22日、警察庁の自殺統計(速報値)で分かった。

新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年は、10年連続で減少していた19年の確定値から750人増加(対前年比3・7%増)。

男女別では、男性は11年連続で減少となった一方、女性は増加に転じ、過去5年で最多に。女性の自殺者増が顕著な上に、小中高生は同様の統計のある1980年以降で最多となった。

 データを分析した厚生労働省自殺対策推進室は「厳しい状況だ。コロナ禍がさまざまに影響している可能性がある。政府として経済や生活の支援に加え、相談窓口を拡充したい」としている。


Posted by ゆう東洋医学研究所 at 11:20 | 天国と地獄 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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