アメリカ 主要株価3指数が連日最高値、追加経済対策への期待で [2021年01月11日(Mon)]
経済状況はコロナの感染拡大で悪化しているにも関わらず、株高という現象になっている。バイデン氏へのお祝いなのであろうか。
単なる金余りで、その余剰資金が株式市場に流れ込んでいるとみておくべきであろう。したがってバブルとなる要因となる。バブルはいずれはじける。 中国が新型コロナを抑え込みに今のところ成功しているように、抑え込めれば実体経済は復活する。 データ イギリス・ロイター2921・1・11 米国株式市場は主要株価3指数が終値で最高値を更新。昨年12月の米雇用統計が8カ月ぶりに減少に転じたものの、追加景気刺激策実現への期待が株価を押し上げた。 週足ではダウ工業株30種が1.61%、S&P総合500種が1.83%、ナスダック総合が2.43%それぞれ上昇した。 12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万人減少となり、国内でなお猛威を振るう新型コロナウイルスにより、パンデミック(世界的大流行)禍からの回復が一時的に失速する可能性を示唆した。失業率は6.7%と横ばいだった。 民主党のマンチン上院議員が、国民の現金給付額増額に反対を表明したと伝わり、S&Pは上げ幅を縮小。しかし、バイデン次期大統領が大規模な経済対策を打ち出す計画を鮮明にしたことが相場を支えた。 バイデン氏は財政赤字が膨らんだとしても、現時点で行動を起こすことが経済に対する支援になるとの考えを示し、ワクチン配布の加速化計画を含む景気刺激策の原案を来週策定すると表明した。 |