人類は間もなく次のパンデミックに直面する=ビル・ゲイツ [2020年11月23日(Mon)]
次なるパンデミックの勃発に直面するとビル・ゲイツ氏は言うが、人類はペスト菌、スペイン風邪などに過去にも襲われてきて、それを克服してきている。
人類が持つ宿命と考え、突如の発生を用心しなければならない。まだ新型コロナウイルスが終焉していないのに次のことを心配するのは先回り過ぎるかもしれないが。 医療技術が進んできているので、それらの病原菌はかならず克服することができる。 データ ロシア・スプートニク 2020年11月23日 10:5 マイクロソフト社の創設者で慈善基金の共同代表であるビル・ゲイツ氏は、今後数年の間に人類は次なるパンデミックの勃発に直面するとの見通しを立てている。 ゲイツ氏はポッドキャストを収録し、オフィシャルサイトに公開した。 音声の中でゲイツ氏は女優のラシダ・ジョーンズさん、および米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士と対談し、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響を検討したほか、将来の人類に迫る新たな危機について話し合った。 ビル・ゲイツ氏 この半年間に新型コロナの悪いニュースが世界を待っている=ビル・ゲイツ氏 COVID-19の終息後、ゲイツ氏は新たなパンデミックが数年以内に再び始まるとの確信を明らかにした。 対談の中で、「運が良ければ、それは20年後かもしれない。しかし、それが3年後に始まる可能性を度外視すべきではない」と語った。 ただし、人類はすでにパンデミックに対処した経験を持ち、次のパンデミックにはより迅速に対処できることから、次に人類を襲うウイルスは速やかに終息するとした。 新たなパンデミックが始まれば、各国は早急に検疫体制を導入し、PCR検査を実施できるとした。「次回、我々はあれほどのヘマをしない」とゲイツ氏は語った。 |