集団免疫戦略は効果的だった=スウェーデンの主任疫学者 [2020年07月22日(Wed)]
何が正しいコロナ対策となるかであるが、集団免疫にかけるというのも方法ではないか。
免疫になる人が増えれば、新型コロナの抑止になる。しかし、失敗すれば多数の死者をだすという結果になる。 ワクチンの開発が進むが、治療薬としてか、予防薬としてかの用途の違いによりその治療効果も変わってくるだろう。 日本の医療水準の高さからして、新型コロナの治療薬は今年中にはできるであろう。東大、京大、阪大などの医学部、研究所、武田などの薬品メーカー、大学病院の研究者に期待したい。 データ 新型コロナウイルス ロシア・スプートニク通信2020年07月22日 07:29 スウェーデンの新型コロナ対策を指揮する疫学者、アンデシュ・テグネル氏は21日、新型コロナウイルス対策としての集団免疫戦略は正しい措置だったと発表した。 同氏はかつて新型コロナ対策で集団免疫に賭け、あらゆる制限を最小限に留める措置を取った。 スウェーデンでは、1日あたりの感染者数が急激に減少し、1日あたりの死者数も急速に減少しているという。ロイター通信が報じた。 スウェーデンでは他の多くの欧州諸国とは異なり、厳しい自己隔離措置は設けられていない。 タイムズ紙 スウェーデンの新型コロナ対応 集団検疫に期待 テグネル氏によると、スウェーデンの新型コロナの感染者数と死者数に関する最新データは、集団免疫戦略が機能し、スウェーデンではコロナウイルスの免疫がすでに比較的獲得されていることを物語っている。 1週間前はこのような結果を誰も予測することはできなかったという。実際、テグネル氏は6月初旬、スウェーデンが取った戦略は失敗だったと語っている。 21日、スウェーデンの新型コロナウイルスによる死者数は7人だったが、集中治療室に入った患者は1人もいなかった。 人口1020万人超のスウェーデンの新型コロナによる死者数はわずか5646人。 |