大英帝国 イギリス メイ首相、辞任を表明 [2019年05月25日(Sat)]
イギリスは歴史的にヨーロッパ大陸と一線を画してきた。その意味ではイギリスがEUに加盟したことは画期的なことであったといえる。
しかし、そのEUから離脱するという投票が行われ、僅差で離脱を決定したが国論は2分割されたままになっている。 国論がほぼ同数の離脱賛成派か反対かに分かれているところが、離脱を進めるうえで大きな障害として残ってしまった。 政治の難しさの極限状況だが、リーダーシップをとれない首相は退陣しかない。 データ スプートニク日本2019年05月24日 18:21 トピック Brexit:英国のEUからの離脱 (136) 英メイ首相は、6月7日に保守党の党首を辞任すると表明した。これは、メイ氏が首相のポストも退くことを意味している。 英下院総務、辞任 メイ首相に抗議 メイ首相は、同氏が提出した英国のEUからの離脱協定の修正案に不満を持つ内閣のメンバーを含む保守党からの早期辞任を求める声に応じた。 英スカイニュース・テレビによると、メイ首相はトランプ米大統領による6月3日の訪英時まで首相ポストにとどまるという。 ハント外相は「メイ首相はトランプ大統領を歓迎するため首相としてとどまるだろうし、それは当然なことだ」と述べている。 新党首選任のプロセスは、6月7日以降に正式に始まる。ボリス・ジョンソン元外相は、すでに立候補する意向を表明した。 アンドレア・レッドサム前下院院内総務、ジェレミー・ハント外相、サジド・ジャビド内相も立候補を検討しているという。 |