軍事技術の進歩と発展はとどまるところを知らない。戦争とは人をいかにして殺すかというものであるから、間違いなく殺せる兵器の開発ということであろう。
この兵器を使えば、子供でも女性でも、訓練された兵士に立ち向かうことができるということだ。屈強な兵士を倒せるということである。
市街戦などを想定した兵器であるが、その前に戦争ともなれば弾道ミサイルが飛び交う戦争となるのでこれからの戦争は人類に悲惨な結末をもたらす。
戦争は政治の延長線上にある。とドイツの戦略家が述べたが、すべては政治で解決することしか人類は生き残れなくなってきているのであろう。
データ
アメリカCNN 2019.3.12
(CNN) 米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)は、自動追尾機能を搭載した50口径の銃弾を、動く標的に連続して命中させる実験に成功したと発表した。
この自動追尾弾はDARPAが開発を進めているもので、50口径の銃弾に組み込んだ光センサーによって標的を追いかける仕組み。
標準的なライフル銃を使用した2月の実射実験では、動いたり身をかわしたりする標的に対し、極めて高い精度で連続して銃弾を命中させることに成功したという。
DARPAが公開した映像からは、銃弾が標的を追って空中で大きく方向転換する様子が確認できる。
DARPAは声明を発表し、自動追尾弾を使えばたとえ初心者でも動く標的を狙撃できると述べた。つまりこれからは、射撃の腕前に関係なく銃弾を命中させることが可能になるわけだ。
DARPAのプロジェクト責任者は「かつて不可能と思われていたことを実証した。これを突破口に、将来はあらゆる口径の自動追尾弾を実用化できるだろう」との見解を示した。