ロシアの通信社が毎日新聞の報道を引用している。北朝鮮は、アメリカからの攻撃に対抗し、ミサイル、核開発に多大な資金を投入してきているため、民生用のインフラが遅れている。
たとえば、幹線道路も補修がいきとどかず、でこぼこ道路のままという。軍事上の理由もあるかもしれないが。
アメリカは金を出すつもりはなく、日本と韓国に肩代わりさせる腹だが、拉致問題が解決しなければ日本は金を出さないと明確にトランプ氏に伝えてあるのだろう。当然である。
北朝鮮には豊富な地下資源(ウラン、マンガン、、鉄鉱石、石油、レアアースなど)がありこの開発により経済的には飛躍する可能性を持っている。
韓国の財閥はその利権を手に入れようとしているのであろう。韓国側の朝鮮半島の統合のニーズはそこにある。
アメリカと北朝鮮で38度線の終戦宣言が2ケ国だけで宣言されるであろう。金正恩氏は帰途に北京に立ち寄り習主席に報告するという段取りである。
そのあと、3月には列車を使い、平壌からソウルに乗り込むという劇的効果を狙っていると思う。
南北朝鮮を結ぶ鉄路はすでに連結されているようだ。
データ
スプートニク日本2019年02月26日 14:16
毎日新聞は26日、2回目の米朝首脳会談で米国が非核化の進展に応じた対北朝鮮制裁の緩和を行ったとしても、日本政府は北朝鮮への人道及び経済支援の凍結を継続する方針であると報じた。
金正恩、ベトナム入り 第2回米朝首脳会談
毎日新聞によると、日本政府は北朝鮮への支援を「拉致問題解決に向けた『交渉カード』にしたい思惑」がある。
外務省の幹部は「拉致問題もあり、日本は支援できない。米国も日本の立場を理解している」と述べており、日本側は米国側に「ただちに経済協力や人道支援を行うのは時期尚早だ」と伝えたという。
北朝鮮は2002年に初めて日本人13人の拉致を認め、5人の帰国を許可した。
残り8人については死亡したとし、日本側には遺骨が提供されたが、日本政府は鑑定の結果、別人のものと判断、拉致被害者たちは生存していると考えている。