北朝鮮に関する報道には絶えず関心を持ちつずけることが重要であることにきずかされた1年であった。
今年1年間、北朝鮮の外交戦略に踊らされた。といっての言い過ぎにならないであろう。もし、トランプ氏が北朝鮮侵攻を命令していたとすれば、第三次世界大戦がおこりえたであろう。
2019年には何が起こるかわからないという年になるかもしれない。
しかし、極東地区は間違いなく、平和の道に歩み始めると確信することにしたい。
データ
スプートニク日本 2018年12月28日 23:06
ドミトリー ヴェルホトゥロフ
アメリカインド太平洋軍の司令官、デービッドソン海軍大将は記者会見で、北朝鮮による石油と石油製品の密輸追跡に更なる力を注ぐと約束した。
この記者会見では北朝鮮への石油製品密輸を哨戒機で追跡した結果に関する機密諜報報告書の一部が発表された。
2017年10月から500回の哨戒機航行が行われ、東シナ海と南シナ海をはじめとする公海上で北朝鮮のタンカーに石油と石油製品を積み替える「瀬取り」30件が確認された。
この作戦には日本の飛行機も参加。2018年5月には日本のP-3哨戒機が上海から218海里離れた地点で「中国旗に似た」旗を掲げる船から北朝鮮船舶に石油が積み替えられた現場を押さえた。
2019年2〜3月は北朝鮮の核問題解決にとって重要となる=韓国統一相
デービッドソン司令官は瀬取りのケース全てを発見するため哨戒機を5割増やすことを約束した。
北朝鮮の密輸は世界的に憤慨とともに報じられている。
だが、海上輸送の制限(制裁や海上封鎖)が設置されるところではどこでも、密輸業者がすぐに現れるというよく知られた事実が忘れられている。
制裁により年50万バレルもしくは6万7千トン以下の石油輸入制限に直面した北朝鮮が、密輸に走らないという考えは甘すぎるだろう。