シンガポールで、北朝鮮と中国の外相が朝鮮半島の終戦に向けての話し合いを持ったようだ。その会談で中国は北朝鮮を支持し、朝鮮半島の終戦宣言に向けてすすめることを支持したと伝えられている。
韓国、北朝鮮、アメリカ、中国の4ケ国の会談がもたれる可能性が高まった、朝鮮半島の終戦が実現に向かって動き出したとみるべきであろう。
9月に、北朝鮮の金正恩氏がニューヨークを訪問するかもしれないというニュースもあるが、トランプ氏としても中間選挙の直前となる9月が望ましいと考えているだろう。
朝鮮戦争終結宣言を9月に発表して、中間選挙を圧倒的多数で勝つという目論見である。金正恩氏はそれを読み込み、トランプ氏に書簡を送ったのであろう。
シンガポール共同】シンガポール訪問中の河野太郎外相は3日夜(日本時間同)、北朝鮮の李容浩外相と短時間接触し、日本政府の基本的立場を伝えた。
拉致、核、ミサイル問題を解決して不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す考えを説明したとみられる。
接触後、河野氏が記者団に説明した。北朝鮮側の反応については明らかにしなかった。
データ
スプートニク日本 2018/8/4
米朝首脳会談後、日朝間のハイレベル接触は初めて。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議の参加者が集う夕食会の前後に実現した。
外務省関係者によると、接触は立ち話の形式で、着席をしての正式な会談には至らなかったとしている。