東洋医学は、中国では中医学として、医療として認めれれており、 その治療に携わる人は中医師として国家資格が与えられている。
中国では鍼灸マッサージが正式に認めれれているが、その手法は、 日本のマッサージとはかなり異なるようである。
経絡とは、いわゆるツボという治療のポイントを指すが、 身体のなかの“気”の流れの通路とでもいうもので、西洋医学でいう、 血流、とリンパ液の流れにほぼ一致している位置にあると思う。
そのツボは中国3000年の治療から発見されたツボであるが、 この位置が何故ツボになるのかということは、科学技術が進歩 して検査技術が発達している現在でも、いまだ解明できず、 ブラックボックスの中にあるといっていい。
人間の体には、現在の技術をもってしてもその内容がはっきり しないブラックボックスがかなりあるようだ。
医師に診察してもらって、検査を徹底的に行っても“体がだるい” という原因がわからないというようなことがままある。
そのようなときに、東洋医学の鍼灸のツボが効くこともある。 体のブラックボックスと鍼灸のブラックボックスが共鳴する という現象かもしれない。
3000年の臨床治療から発見させたツボという不思議な 治療ポイントであるが、いずれのの効用について科学的に 解明される日が来るかもしれない。
経絡図
東洋医学の経絡は、人間が生きるためのエネルギーである 気・血を循環させる通路で臓腑と体表を結ぶ全身に分布する ルートのことです。
経絡には主に正経の12本と任脈と督脈を 加えた14経絡がある、
下の絵は、リンパマッサージを自分で行っているもの。足をやさしくマッサージする。