検査でどういう病状が判明するのだろうか。
定期的な検診を受けて健康管理
以下は宮下 明ドクターからの引用です。
*尿検査でわかること
蛋白 慢性肝炎、糖尿病性腎症
糖 糖尿病
潜血 慢性腎炎、膀胱がん、尿路結石
ウロビリノーゲン 胆汁の流れの悪さ、ただし、蛋白、糖、潜血は−が正常です。 ウロビリノーゲンだけは+が正常です。
*心電図でわかること。
狭心症(ほっておくと心筋梗塞につながる)、不整脈 (とくに心房細動は血栓を作りやすく、脳梗塞につながります、)
*胸部レントゲンでわかること。
アスベスト肺、肺がん、結核、肺気腫、心臓が肥大しているのもわかります。
*便潜血で知っておいてほしいこと
便潜血が陰性−だからと言って癌がないとは言い切れないことを知って おいてください。
ポリープや癌があっても出血するとは限りません。便潜血が陽性になったら ラッキーと考えてください。早く見つければ大腸がんは内視鏡でとって しまうことができます。
*腹部エコーでわかること
被爆しない、痛くない、身体に優しい検査です。すい臓がん、肝臓がん、 すい臓がんの発見に有効。尿をためて検査する膀胱がんの検査もできます。
*頸部エコーでわかること
脳に行く頸動脈の動脈硬化を直接見ることができます。
(深沢中央診療所 宮下 明所長)