日米戦争を起こしたのは誰か。フーバー大統領回顧録を論ず
副題 ルーズベルトの罪状 加瀬英明、稲村公望、等
アメリカ・ルーズベルトがソ連軍(赤軍)を強大にした。下記の援助を見れば、赤軍はアメリカからの軍事援助があったから、強くなっていたといえる。
(フーバー元大統領は、アメリカはソ連に軍事援助をするべきでなかった。ソ連とナチスドイツとを戦いさせれば、両方ともへばったであろうといっている。そういう発想をしていたのはすごい。)
その結果が、今日のロシア軍となってきている。ルーズベルトのつけがロシアからアメリカに回ってきているということであろう。
そして、中国はソ連軍からの軍事援助により、蒋介石軍を打ち破り台湾に追いやったのである。中国は、今や強大な軍事国家というようになってきている。
<データ>
第二次世界大戦(大東亜戦争)時
アメリカ・ルーズベルトはレンド・リース法によってソ連に膨大な軍事援助を与えた。
戦車 7000両
装甲車 6300両
トラック 37万5000台
ジープ 5万2000台
航空機 1万4170機
(注、戦時中の日本のゼロ戦の生産台数に近いのではなかろうか。)
筆者感想 ソ連軍はアメリカの傀儡軍?(p290)
<データ>
日米戦争を起こしたのは誰か フーバー大統領回顧録を論ず ルーズベルトの罪状より
<参考>
資料として、2012年度の主力戦車の国別保有数を下記に記載する。
戦時とはいえ、アメリカからソ連への軍事援助がいかに膨大であったか が認識できるであろう。戦車だけで7000両という台数であったのだからそのすごさがわかる。
2012年主力戦車
順位 国名 保有台数
1、中国 7400両
2、アメリカ 5855両
3、シリア 4950両
8、ロシア 2800両
20、日本 806両
32、ドイツ 350両
2012年 装甲車〈装甲戦闘車両・歩兵戦闘車>
国別 保有数
中国 2350両
アメリカ 6452両
ロシア 7360両
日本 68両
ドイツ 523両
注記、第二次世界大戦中のアメリカにおけるジープ生産量
64万7925台
対戦車バズーカ砲、又は2連重機関銃搭載可能
そのうちソ連への援助 5万2000台も軍事援助している。
バズーカ砲とは、アメリカで開発された歩兵用携帯ロケット弾発射装置。
対戦車だけでなく、戦闘にも威力を発揮した。破壊力の高い大型のバズーカ 砲は、ジープに搭載した。ジープは機動力に富み、有力な戦闘力となる。バズーカ砲もソ連に援助したかは不明。