ロシアのプーチン氏から日本の北海道から樺太に橋を架け、樺太からロシアの大陸に橋を架けてシベリア鉄道につなげるという構想があった。
日本は大陸とつながり、汽車でモスクワ、ベルリン、パリまで走れるというものであった。
サハリンの南半分は日本領であったので鉄道は狭軌であったが、ロシアは線路を撤去して広軌に建設しなおしたという。最近のことである。
北方領土を返してくれたら、日本が建設してもいい。ロシアの極東は繫栄することになるだろう。物流があるということが、繁栄をもたらす。
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ロシア・スプートニク2020年12月25日 22:55
ロシア・CIS向け輸送に力を入れている東洋トランスは、来年1月半ばから、シベリア鉄道を活用した欧州向けLCL(混載)サービスを開始する。
これにより、小口貨物をより早く、安定的にヨーロッパ各国へ輸送できるようになる。
同社の高橋勲社長は「コンテナ単位では既に貨物の取扱いを進めているが、コロナ禍の影響で国際航空便が運休する中で、小口の貨物をより早く欧州に運ぶサービスが求められている」と話している。
新サービスは、海上輸送、鉄道輸送、トラック輸送の3種類を組み合わせたものだ。
まずは富山からロシア極東のウラジオストク港へ海上輸送し、ウラジオストク駅からモスクワ近郊の編成駅まで、シベリア鉄道で運ぶ。
そこから欧州向け列車に接続し、ベラルーシとポーランドの国境であるブレスト駅まで輸送する。
軌道幅の違いがあるため、ブレストでコンテナを載せ替え、ポーランドのクトノ駅に輸送する。
クトノ駅からはトラックで、ポーランド西部のポズナンまで運ぶ。欧州の主要都市へは、ポズナンから更にトラック輸送ができる。
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新サービスを使った、富山からポズナンまでの輸送にかかる時間は22日間で、全て海上で輸送する場合に比べ約半分短い。
費用面でも、航空便を使った場合に比べて約半分に抑えられる。このルートはスピードとコストのバランスが良く、海上輸送、航空輸送に次ぐ、第3の選択肢としてのシベリア鉄道のメリットを生かしたものだ。
また、航空機では運ぶことのできないリチウム電池などの危険品を短時間で運べるという利点もある。
東洋トランスはこれまでも、シベリア鉄道を使った輸送サービスを段階的に拡充させてきた。
2019年6月、ロシアへ小口の貨物を運ぶのに便利な混載サービス「モスクワ・エクスプレス」をスタート。
その後は極東輸送のニーズに対応するためウラジオストクを仕向け地として追加したり、積み出し港も従来の横浜以外に富山を追加するなど、利便性を高めてきた。