安倍晋三首相、中国の李克強首相、韓国の文在寅大統領の3カ国首脳は9日、東京・元赤坂の迎賓館で会談した。
朝鮮半島の完全な非核化へ向け、国連安全保障理事会決議に基づき連携していくことなどで一致し、同日深夜に共同宣言を発表した。
日中韓の自由貿易協定(FTA)締結交渉の加速化や首脳会談の定期開催も確認。
日本人拉致問題では、安倍首相が早期解決への協力を要請し、宣言には日朝間の対話を通じた早期解決を中韓両首脳が支持することが盛られた。
共同宣言は「われわれは朝鮮半島の完全な非核化にコミットしている」と明記。「
安保理決議に従った国際的な協力および包括的な解決によってのみ、北朝鮮にとって明るい未来への道が開ける」とした。
ただ、日米が主張する「核・ミサイルの完全、検証可能かつ不可逆的な放棄」との表現は盛り込まれなかった。
拉致問題に関しては「中韓首脳は、日朝対話を通じて可能な限り早期に解決されることを希望する」と記された。
データ
時事通信2018-05-10 01:13
付記
アメリカの拉致されていた3人は北朝鮮は解放したが、日本人の拉致した人たちは解放しなかった。
できればアメリカ国務長官は自国だけでなく同盟国(日本と韓国)の拉致された人も開放してほしかった。
3か国の共同宣言は出されてはいるが、パンチ力の弱い宣言であった。
拉致問題も"可能な限り早期に解決されることを希望する"では、全くのパンチ力はない。


金正恩のバックには、この2人の独裁者がついている。