
現代から明治150年で振り返ると、そんな課題が残っているのです。
実際、今はなかなかそういう社会になれない。
根本的な原因は、経済成長を絶えず求めざるを得ないような社会構造。
だからといって、理想の社会の青写真を描いたところで、権力で実行するとなると社会主義に向かってしまうが、それは違う。
ではどうすればいいのか。
結局は我が身から始めるということです。
国家をつくるのは役人の仕事。けれども、社会をつくるのはひとりひとり。
個人がどのように生きがいを見つけられるかが大切。
出世や肩書、収入など、いわゆる社会的に評価される職業的地位の価値観が単純化していますが、そんな幼稚な尺度に縛られる必要はありません。
そのかわり、人のせいにもしない。
