政府が4月の安倍晋三首相の訪米について17日〜19日の日程を軸に検討していることが27日わかった。
日米両政府関係者が明らかにした。18日の首脳会談を想定する。4月末の南北首脳会談と、5月に予定する米朝首脳会談を前に対北朝鮮政策をすり合わせる。
首相はトランプ米大統領に北朝鮮による日本人拉致問題を米朝首脳会談で提起するよう協力を求める。
データ
2018/3/28 1:00日本経済新聞 電子版
付記
2018年5月の米朝首脳会談は歴史に残る会談となるかどうか。
この会談が成功すると、南北朝鮮の統一に向かって一気に走り出すであろう。
その意味では、日米の首脳会談の意味は大きい。安倍首相がトランプ大統領をどこまでリードできるかどうかにかかっている。
南北朝鮮の統一には、在韓米軍の撤退という軍事上のバランスが大きく変わることを意味する。
在日米軍にも影響が出て、アメリカサイドからのアプローチで日本の安全保障のあり方が変わる可能性が強い。