誤嚥性肺炎から高齢者守れ
死亡記事などで高齢者の死因として「肺炎」が目立つ。
風邪をこじらせたと考えがちだが、実は食べ物で気管を詰まらせるなどして起きる「誤嚥(ごえん)性肺炎」が多い。
寝たきりの人などは特に注意が必要だ。
食事や発声の工夫で予防や症状の軽減が可能になる場合もある。
生活の質(QOL)向上のためにも早めに手を打ちたい。
データ
2018/2/26付 日本経済新聞 朝刊
追記
食道の力が衰えてくると、飲み込みにくくなる。
また、気管支などに入り込みむせ返ることを経験している方も多いだろう。
誤嚥性肺炎は怖い。そもそも肺炎自体が治療の余地が少なく、命にかかわることが多いのである。
食事の時には、周囲の者が誤嚥に注意を払っていこう。