日本が冬季大会として史上最多のメダルを獲得した平昌五輪。
メダリストにまつわる「おやつ」や「マスク」が大人気となっている。
カーリングやスケートの教室への関心も高まるなど、ウインタースポーツの関係者は五輪効果にほくほく顔だ。
「終了しました。申し訳ございません」との張り紙を出したのは、北海道北見市の菓子メーカー清月の本店。
カーリング女子のメンバーがハーフタイムに食べていたことで話題を呼んだチーズケーキ「赤いサイロ」が連日、開店から数時間で売り切れる。
インターネット通販も発送は3カ月待ちという人気ぶりで、問い合わせの電話に出られないことも。
渡辺主人社長(47)が「小さい会社で至らないこともあり、お許しいただきたい」と戸惑うほどだ。
フィギュアスケートの羽生結弦選手が使用して注目されたのは、くればぁ(愛知県豊橋市)が開発したマスク「bo−biカロリー」。
着用するだけで呼吸筋を鍛えられるというもので、2018年版は2万1600円からと高価だが、購入は2000人待ち。
休日返上で生産しているが追いつかないという。