
英石油大手BP(ブリデシュ・ペトロリアム)は20日発表したエネルギー市場見通しで、世界の石油需要が2030年代後半にピークを迎えるとの予測を示した。
ガソリンが要らない電気自動車(EV)の普及や燃費性能の向上で、輸送向けの需要が減少に転じる。
一方、太陽光発電や風力など再生可能エネルギーは拡大が続き、エネルギー構成が大きく変わりそうだ。
BPの最新予測によると、石油需要は15年の日量約9500万バレルから、標準シナリオでは35年に約1億1030万バレルと16%増える。
そこで頭打ちとなり、40年には約1億940万バレルとマイナスに傾く見通しだ
2018/2/21 9:58
日本経済新聞
