
川重、米地下鉄1600両受注を発表 NYで首位守る
自動車・機械
2018/1/25 12:17
川崎重工業は25日、米ニューヨークの地下鉄車両の大量受注が決まったと正式に発表した。
最大1612両、約37億ドル(約4040億円)と同社最大の受注となる。
鉄道車両メーカーは再編で巨大企業になった海外勢が有力だが、規模で劣る川重は納期管理や品質などの強みを生かせる北米市場などに焦点を当ててきた。
独自の存在感を示し、世界最大手の中国中車(CRRC)をも巻き込む受注競争を制した。
日本企業の受注は、価格よりも品質とシステムを重視したことを評価されたようである。
”技術の日本”の実力を示した川崎重工業は、日本の技術革新の旗手としてこれからもその存在感を高めるであろう。
2018年から2020年にかけて世界的な技術革新、−イノベーシュンの時期に入ると思われる。
自動車なども根本的なエネルギー転換などが急速に進むであろう。トヨタ、ホンダに期待したい。