
内容からの注目点 アメリカは早い時点で原子炉が原子炉していたことを認識
福島第一原発事故では、アメリカは早い時点で原子炉が炉心溶融(メルトダウン)していたということを 認識していたことである。
また、東京に9万人いたアメリカ人に退避勧告を出すのを止めた、 と自慢しているが、これは公式に発表するのを止めたということに過ぎないのではないか。
日本から退避したいアメリカ人は、秘密裏に日本から脱出させていたのであろう。
アメリカ軍の 横田、厚木基地からは軍用機でアメリカ人はビザなしで自由に出国できるし、横須賀にてドックに いた原子力空母は急きょ艤装を切り上げ3月22-23日ごろに出港している。
空母は戦闘機を甲板にあげてしまえば、その下の格納庫は巨大な空間を作り出すことができる。
ひそやかに、日本を刺激しないように注意しながら、数千人規模のアメリカ軍家族を大量に退避させた のではないか。
その、横田、厚木、横須賀の周辺米軍住宅からアメリカ人の姿が消えたという。 横須賀ではほとんど街を歩くアメリカ人を見かけなくなったという。
そのあと空母は佐世保に1日より、 ハワイ方面にむかったらしいという。
佐世保によったのは、西日本で日本から退避したいと希望する自国民を収容したのであろう。
空母というのは、大量の自国民を収容し輸送できる能力があることを認識しておくことだ。
<データ>
読書のすすめ 決断できない日本 ケビン・メア 2011年8月 第1刷 自滅するな日本 ケビン・メア 2012年3月 第1刷
