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読書のすすめ 大東亜戦争とスターリンの謀略。三田村武夫 ゾルゲの陰謀にはまった日本。(再掲) [2017年12月18日(Mon)]
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第二次世界大戦(大東亜戦争)の勝利者はソビエト連邦 スターリンであった。

大東亜戦争、いわゆる日米戦争についてこのところ読んでいるが、 やはり現在を認識するには1945年8月の敗戦を見つめ直すことが必要であり 同時にこの戦争を日本が何故始めたのかを知ることである。

フーバー・アメリカ元大統領ははっきりとルーズベルトが仕掛けた戦争 であると述べているが、日本国内においてはどうであったかということを 検証するためには,掲題の書籍がその真相を知るうえで役に立つ。

日本国内では、ゾルゲと尾崎などの共産主義者が北進論〈対ソビエトとの戦争〉から、 南進論(対アメリカとの戦争)に誘導すること。

そして、日本をして敗戦革命に持ち込もうと していたということである。

彼らはアメリカとの戦争に全く日本が勝つ見込みは ないということを認識していたのである。

それは、スターリンによるコミンテルン経由での指示で、共産国への戦争には 反対させるが、資本主義国同士の戦争には賛成させる。

日本とアメリカを戦争 させるというのがその狙いであった。

日本の真珠湾攻撃はその思惑にはまったということだ。
(ルーズベルトの思惑にも。)

その指示に違えたことはアメリカが日本を占領し、敗戦革命を日本で起こせなかった ということであった。恐るべし、スターリンである。

注 ゾルゲの工作により、日本を南進論に変更させ、日本軍の侵攻に対峙していた極東ソ連軍の大軍を、シベリア鉄道を使い、ヨーロッパ戦線に投入し、ドイツとの戦争に打ち勝つのである。
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 11:12 | 戦争と平和 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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