
第二次世界大戦(大東亜戦争、太平洋戦争)の歴史的意義を日本人として考え直すことが大切であろうと思います。今まで学んできた歴史観に疑問を持つことです。
この本が指摘する人種間戦争という側面を認識しましょう。白人優越主義、白人フアーストの考え方は根が深く、これからもなくなることはなく、現在、台頭してきています。
植民地から独立へと向かう契機
日本は結果として負けたが、アジアの人々に勇気を与え、 植民地から独立へと向かう契機になったことが、日本が果たした 歴史的功績であったといえるのではないか。
本書の中では、香港でイギリスを打ち破ったからのことが多く書かれている。
また、オーストラリアやニュージーランドが、日本軍の侵攻におびえていた こととかなどにも触れていて興味深い。
一部よく理解できないところもあるが、人種差別、人種戦争という視点がある のだということを指摘された思いである。トインビーの言葉を日本人としてかみしめることにしたい。
歴史的な偉業であった。
“これは、まさに歴史的な偉業であった。日本は白人のアジア侵略を止める どころか、帝国主義と植民地主義と人種差別に終止符を打つことを成し遂げた。”
アーノルド・トインビー 1956年(昭和31年)
<参考>
絶版になっている貴重な記録。
リンドバーク第二次世界大戦参戦記 チャールズ・リンドバーク
アメリカ軍、或いは連合国軍の残虐行為を書いてあるもので残念ながら現在は絶版となっている。
