仙台、小牛田、古川、鳴子温泉の旅。陸羽東線で田園の風景を眺める。
鳴子温泉への旅 陸羽東線に乗る
先日、何年かぶりに仙台、小牛田、古川、鳴子温泉に行ってきた。 気楽な一人旅である。
仙台の町は、ますます発展し大きくなっているようであった。特に駅裏と なる新寺小路の方面は昔は、お寺ばかりであったが,大分開発されてビル街に 変貌していた。
裁判所のある片平は昔と変わらずたたずんでいた。片平から北仙台まで 国分町の昼間を歩いて通過し北仙台駅にたどり着いた。
昼間の国分町は あじけない。東北一という歓楽街もひっそりとしていた。
北仙台の仙台浅草 という飲み屋街は昔のままの長屋風情を残していた。
ここに“まんさくの花” というお店がありこぎれいなママさんがいて、秋田の銘酒“まんさくの花” を楽しくよく飲んだことを思い出した。
小牛田の町は静かすぎていた。駅前は人通りもなく、店も開店休業の店や、 閉店のお知らせが風に吹かれている店が何軒かあった。
開けている食堂は 1軒だけであった。小牛田は、東北本線、陸羽東線(小牛田駅―新庄駅)、 陸羽西線(小牛田駅―気仙沼駅)を結ぶ交通の要衝で、国鉄時代は国労の 強かった町でもあった。
しかし今は面影もなく、寂れるばかりであるとの ことであった。