
葉山御用邸の沖の相模湾でカサゴ釣り
暖かくなってきたので釣りの会の例会に出ることにし、4月の釣りから 参加することにした。
小生は寒さにめっきり弱いので、冬の間は釣りに行かないことにしている。
やはり若いときの南方での勤務で毛穴が開いてしまったせいかもしれない。
昔、琉球海運にいた友人は、“東京までが限度だ。それから北はいけない。” と言っていた。東京北限説かな。笑い
小雨降る寒い朝であったが、6時半に集合して7時前に出船した。 小雨がしょぼしょぼと降る中、寒いので持参した貼り付けカイロをべたべたと 体に張り付け暖をとった。
葉山御用邸の沖の岩場のあたりがカサゴの多い地域で、船頭の合図とともに 仕掛けを投入した。
御用邸に宮様が滞在しているときは沖に巡視艇が停泊して 警戒しているのだが、この日は、巡視艇は出ていなかった。
波はあまりなく静かな海面であったが、11名の釣り人が一斉に釣り糸を垂れた。 カサゴは海底の岩場に住み着く魚なので仕掛けが岩場や海藻にからみ失うことが多い。
だがそんなことを気にしていては釣りにならないので,おもりと仕掛けを 仰山持ち込んで豊かな心で釣りに挑戦した。
思い切り底まで仕掛けを落とし、 カサゴを誘うのである。じっとしていては魚は食ってくれない。 海底のでこぼこに合わせ仕掛けを移動していくことがコツである。
そうしているうちに、ガツンとあたりが来てカサゴが釣れ始めた。 この感触がたまらないのである。海底に潜むカサゴとの戦いである。 釣り上げるか、食い逃げされるかの勝負である。
