

当時の輸入・輸出の状況
*貿易収支 (単位100万円)
年度 輸出 輸入 貿易収支
1940年 (昭和15年) 3655・9 3452・7 203・2
1941年 (昭和16年) 2650・9 2898・6 −247・7
*輸出・輸入のアメリカ依存度 (単位 %)
年度 輸出 輸入
1939年 (昭和14年) 22・1 34・4
1940年 (昭和15年) 17・6 35・9
1941年 (昭和16年) 10・5 19・7
<デ―タ>東洋経済新報社 1991 完結 昭和国勢総覧第2巻 p150
<データ>戦時・戦後復興期の日本貿易 1937−1955 奥 和義
関西大学商学論集3号 2011年12月
*輸入 アメリカのウエイト (単位100万円)
1941年(昭和16年) 合計 アメリカ 構成比
石油類 361 265 73・4%
鉄 158 56 35・4%
*輸出 アメリカのウエイト (単位100万円)
1941年 (昭和16年) 合計 アメリカ 構成比
生糸 216 191 88・4%
<データ>通産省 商工政策史 第6巻 下 1971年 p299
8月に製糸、織物の中心地であった桐生の町に行ってきました。両毛線、八高線はそれらの製品を運ぶための鉄道でした。八高線は軍需物資を輸送するために建設されました。
戦前の日本の貿易が、いかにアメリカに依存していたかがわかります。
アメリカからの通商条約の一方的打ち切りが、日本に大きなダメージを与えたのでした。
アメリカ元大統領 フーバー氏
