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ルート62号線 金目観音―光明寺 坂東33ケ所 第七番札所 日本人にとって守り神は海である  日本民族は海洋民族である。 [2017年07月23日(Sun)]
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このルート62号線の中ほどにあたるところに、金目観音がある。坂東33ケ所 第七番札所になる、金目観音―光明寺である。天台宗の寺院で山号は金目山 (かなめさん)である。

鎌倉時代に源頼朝が北条政子の安産を祈願したといういわれが残っており、 安産の祈願所となっている。

伝承によれば、702年に海女が海から観音像を得たという。その後、道儀上人が 一宇を建立しこの観音像を安置したのが光明寺の始まりという。

小生が金目観音に参拝したときは、境内に人影はなく、暖かい日差しの中に 観音堂が静かにたたずんでいた。

この伝承は、興味深い。観音像が海の中からもたらされたということ。 海女によって発見されもたらされたこと。その観音像が大切にされ 信仰を集めたこと。

稲村光望の黒潮文明論を想い起こすまでもなく、 日本民族が、海洋民族であり海の中から観音像が見つかるという伝承は、 日本人にとって守り神は海であることを示している。

しかも海女によって 持ち帰られたということは,女性が神の使いであることを伝えているのであろう。 海女というのは漁業に従事していたということを暗示している。

観音信仰の原点であると思われる。

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Posted by ゆう東洋医学研究所 at 09:26 | 街道を走る | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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