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ロシアのミサイルが、国後島に配備されている [2017年06月26日(Mon)]
rosia baru1.jpg
ロシア軍の、地対艦ミサイルと、地対空ミサイルが、国後島、択捉島に配備されている。バスチオンミサイル、射程450km、300kmとも言われている。

バルミサイル 射程130kmである。このところ、ロシアの極東地区の軍備が拡充されているようだ。

プーチンは、北方領土を返還した場合、アメリカ軍がミサイルを設置する可能性があると指摘している。

いいかえると、日米安保条約があるかぎり北方領土は返せないよと言明しているということだ。
rosia baru2.jpg

ロシアはカムチャッカ半島にある原子力潜水艦基地から出撃する潜水艦の動静を把握させられないためには、この国後島、択捉島は押さえておきたいということなのである。

核の抑止力は、潜水艦から発射するミサイルによる反撃力によって、核戦争が抑止されているというバランスの上に成り立っている。

所在不明の潜水艦をいかに把握させないか、隠密性を維持できるかということが抑止力なのである。だから北朝鮮は潜水艦からのミサイル発射実験をしている。

ロシアはオホーツク海の下にいる潜水艦をアメリカの監視の目からそらす必要があるのだ。

日本は、微妙な軍事バランスの中で、外交交渉を進めなければならないので、北方領土を返せと叫べばよいというものではない。

そのような状況を踏まえて、ロシアとの交渉を進めていかねばならないということである。

rosia basutionn1.jpg
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 13:54 | 戦争と平和 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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