
音楽のすすめ フランスの作曲家 ケックラン クラリネットソナタ
第二番 作品86。
演奏者 クラリネット 亀井良信 ピアノ 小林有沙
シャルル・ルイ・ウジューヌ・ケックラン{1950年没}はフランスの作曲家で 音楽教師であった。
当時は作曲家というより音楽教育者として知られていたが、 さまざまな形式により、作品番号226に至るまで、多くの作品を残している。
ピアノ五重奏曲、ホルンソナタ、オーボエソナタ、クラリネットソナタ、など の室内楽曲、ピアノ曲、歌曲等が知られている。
旋法などを使うなど伝統的な音感覚の曲だけでなく無調の曲も書いていて多様な 作風を示すが、緩やかなテンポの静謐な楽曲に独自の特色を持つ。
当日の演奏は、クラリネットとピアノの2人の演奏者による演奏であった。
演奏者 クラリネット 亀井良信
ピアノ 小林有沙

クラリネットの亀井氏は安定した演奏で、強弱自在で、クラリネットの特徴を 再現していた。高音部分の豊かな味あいがあり、さすがの演奏であった。
小林氏は、可憐な風情ながらしっかりとした演奏で正確で、几帳面な演奏方法で、 テンポも素晴らしいものであった。
クラリネットに見事に調和して、ピアノの鍵盤を たたく指使いも、オーソドックスな奏法で、ご本人の几帳面な性格が表れていたと思う。
ホロビィッツにせまる気迫に満ちた演奏で、将来が大変楽しみなピアニストである。
