日本による海外企業買収 2 企業統治 [2017年05月08日(Mon)]
日本による海外企業買収 2 企業統治 それと企業統治が旨くいくかどうかが危惧されるところだ。日本人は 単一民族できているので歴史的に他民族を統治した経験が少ない。 第二次世界大戦前はかなりの占領地があったがそこの民生の統治は失敗している。 せっかくアジアの国から白人を駆逐したと当初は歓迎されたのにその後の政策により失敗してしまった。 その理由に一つは、地元の宗教を 認めず、神社をつくり崇拝することを求めため嫌われ、また食糧を現地調達で 収奪したこと、すなわち、白人はパン食{小麦)であったが、アジア人と日本人は 同じコメ食であったので食が競合してしまった。 また、地元の文化の理解が足りなかった こと等により、占領地では、 反発が強まり、それが日本に対する抵抗となった。 当初は大歓迎されたのに残念である。 日本はアジアの国々の宗主国になれなかった歴史がある。 しかし、過去の失敗を乗り越え、現代では、企業統治を完成して もらいたいものである。 <日本の生保、損保の企業買収> <生保> 買収先 買収金額 公表日 住友生命 アメリカ・シメトラ・ファイナンシャル4650億円 2015年8月 明治安田生命 アメリカ・スタンコープ・フャイナンシャル 6250億円 2015年7月 第一生命 アメリカ・プロテクテイブ 5800億円 2014年6月 |