

琉球列島は宝の島である。
近年、沖縄本島周辺の海底で熱水噴出孔 (テムニー)が発見されている。
久米島の周辺で水深1400メートル の海底に100以上のチムニーが林立しているという。 約45ヘクタールの広さをもち、日本近海で発見されたものでは最大規模という。
また、沖縄本島北西部にある伊平屋小海嶺周辺でも海底熱水鉱床が発見されている。 広さは33ヘクタールに及ぶという。
現在大小20ケ以上のテムニー (マウンドともいう)が発見されており、最大のものは高さ約30メートル、 直径100メートルに及ぶという。
そこから試掘された鉱石の品位{金属の含有量}分析を行ったところ、 銅0.53%、鉛7.81%、亜鉛12.03%、金3.3g/t ,銀911g/tであった。 海底から金と銀が採掘出来るのだ。
このチムニーは、沖縄本島北西約110kmに位置し、北北西―南南東方面に 延びる楕円形のくぼ地地形からなり、海底表層部の資源量は340万トンと 推定されている。金の品位は陸上の金鉱山と同定度の値を得ている。
,マウンド、チムニーは、海底熱水活動によって海底に生成される柱状の 構造物をチムニーと呼ぶ。熱水が海底から噴出し、その周辺に金属成分が 沈殿することにより煙突状の構造物が創られたものとされている。
海底から噴き出す熱水にとけている銅や鉛、亜鉛、鉄などの金属が 低温の海水と反応して、海底に沈殿するものである。
久米島沖のチムニー{海底熱水孔}には金や銀、レアメタル(希少金属) の鉱床が眠っている可能性があるとしている。

“硫黄鳥島”と尖閣諸島の“久場島”
小生の個人的感覚では、沖縄県における最北端に位置し徳之島に近い “硫黄鳥島”と尖閣諸島の“久場島”{現在アメリカ軍に演習地として賃貸中} の周辺が有望ではないかと思う。
根拠は沖縄県の属する火山島は 硫黄鳥島と久場島であり、此の周辺には海底熱水噴出孔がある確率が高いと推定する。
後は西表島の海底火山周辺が有望なのではないか。 “宝の山”を探しだす徹底した調査を期待したい。
硫黄鳥島は活火山島であり、1959年の噴火により600人強いた島民が島外に 移住して現在は無人島となっている。
また、沖縄本島でもメタンガスが出ていたので、久米島では、 メタンハイドレートが存在する確率は高いのではなかろうか。
このメタンハイドレートは海底下にある温度圧力条件のもとで、 水分子がメタン分子を籠状に取り込んで氷状に固まったものをいう。

技術の日本の腕
これから、海底から掘り出す技術を確立し、経済ベースで採掘出来るように 政府並びに研究機関は最善を尽くしてほしい。宝を取り出す、 技術の日本の腕を世界に見せる時である。
<レアメタルとは>銅、亜鉛、アルミニウムなどのベースメタルや金、銀 などの貴金属を除く、産業に利用される非鉄金属をレアメタルと呼ぶ。
<追記>
沖縄県を大事にしよう。宝の島である。
辺野古へのアメリカ軍の軍事基地を日本の現政権がつくろうとしているが それに反対する民意が拡大している。民意を尊重し、日本人として、 同朋として共に歩みたい。
レアアース
太平洋の海底堆積物中にレアアースが大量に含まれている。これを レアアース資源泥というが、海底の熱水活動により生まれると言われており これも琉球列島周辺に存在する可能性もある。
ハイブリッド車のモーター、LED、コンデンサ、家電等さまざまな用途がある。 日本は世界の需要の半分を占めている。
レアメタルやレアアースは産出量の 割合が特定の国に偏っている。これを沖縄近海で採掘出来れば、これほど好ましい ことはない。
