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イギリスの階級 [2016年07月23日(Sat)]
イギリスの階級
以前にイギリスがEUから離脱したという記事(7月15日)を書いたが、社会保障は行き届いているが、階級社会であるとも書いた。以下はその傍証として記載したものである。戦前の日本には、華族制度があったが、戦後はなくなり、天皇家(王室)と国民という社会になっている。しかし、霞会館に昔の華族が集まったりしているので実質的にはその残影はあるかもしれない。
以下引用
イギリスの階級は、大まかに以下の3つに分けられます。
Upper Class(上流階級)
王室、貴族、地主、資産家など。
パブリックスクールからオックスフォード大学やケンブリッジブリッジ大学に進学するのが一般的です。


Middle Class(中流階級)
ホワイトカラー。
大学に進学するのは、一般的にこの階級以上に属する人達であると考えられています。
Middle Classは、さらに3つに分かれます。
Upper Middle Class(上位中流階級)
• Middle Middle Class(中位中流階級)
• Lower Middle Class(下位中流階級)
Working Class(労働者階級)
ブルーカラー。
この階級に属する人達は、義務教育を終えるとすぐに社会に出るのが一般的で、大学に進学するのは稀です。サッカーのベッカムは豪邸に住んでいますが、階級は労働者階級に所属しています。
階級の壁
イギリスでは、基本的に自分の出自がそのまま階級を示します。
もちろん、現代社会においては、労働者階級出身者も学業成績次第では、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に入学することができ、それを踏み台に、自分の階級を上げていくことができます。
階級意識が根付いてしまう社会的背景
しかし、イギリスの社会制度、階級意識が、立身出世を困難なものにしている事実もあります。上流階級、または上位中流階級出身者は、子どもの頃から親元を離れ、授業料の高い私立の寄宿学校に学びます。そこで、上流階級にふさわしい英語のアクセント、立ち振る舞い、ものの考え方を身につけます。
イートン校などの有名パブリックスクールでは、卒業生の子息には、学業成績にかかわらず、座席が確保されているといいます。優秀な成績を修めた公立学校出身の労働者階級出身者が、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に進学した場合、階級意識という見えない壁にぶち当たるのは、想像に難くありません。
上流階級出身者には、彼らの間にだけ通じる流儀があり、それを身につけていない者は排除されてしまうのです。階級を上がっていくことは、並大抵のことではありません。
話し方で分かる階級
階級差は、その人がしゃべる英語のアクセントに現れます。ロンドンの労働者階級の人々は、コックニーとよばれる強いなまりのある英語を話します。映画「マイ・フェア・レディー」の中で、主人公の花売り娘、イライザが話していた英語がコックニーです。
上流階級の人々は、クイーンズ・イングリッシュを使い、標準とされているのは、BBCイングリッシュです。オックスフォードやケンブリッジなどの有名大学では、独特の言いまわしやアクセントがあり、他と差別化を図っています。
<インターネットから引用>
参考
イギリスがEUから離脱した理由 2016年7月15日
イギリスの中位中流階級では使用人が2人以上、下位中流階級は使用人が1人以上を指すそうで
この基準によれば、日本で中流と思っている人で、使用人を1名もおけない家庭は中流とは言えないということになる。ほとんどの家庭は労働者階級の上位くらいの位置となるのかもしれない。

Posted by ゆう東洋医学研究所 at 11:00 | 天国と地獄 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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