ウクライナ侵攻から100日、ロシアの戦略的目標は未達=英国防省
ロイター編集 [2022年06月03日(Fri)]
プーチン氏は、”ロシア陸軍参謀長にウクライナで世界最強のはずのロシア陸軍が、弱小のはずのウクライナ軍に圧勝できないのはなぜか”と問い詰めているだろう。
参謀長は肩をすくめるばかりであろう。おそらく本人もわかっていないと思われる。アメリカなどからの軍事援助があったとしても、勝てるはずだと思い込んでいただろうから。 ウクライナ軍の参謀本部は瓦解していない。しっかりした抵抗組織を動かしている。プーチンは民族主義者という言葉を使うがウクライナ人というものを認めていない発想である。 データ ロイター・イギリス 2022・6・3 [3日 ロイター] - 英国防省はロシアのウクライナ侵攻から100日目となった3日、ロシアは首都キーウ制圧や政権掌握などの目標を達成できなかったが、東部ドンバス地方では戦術的な成功を収めているとの見方を示した。 ツイッターに「ロシアの当初の計画を踏まえると、戦略的目標は一つも達成されていない」と投稿した。 ドンバス地域では戦術的な成功を収めつつあり、ルハンスク州の90%以上を支配していると指摘した。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 |