モルドバ大統領、西側諸国から軍事支援を受ける意向を表明 [2022年06月01日(Wed)]
モルトバはウクライナに隣接する小国である。この国もソビエトから離脱して独立した。数年前まで親ロ派の大統領であったが政変で、今は西欧寄りの大統領が就任している。
親ロ派の前大統領は現在は拘束されていると報道されていた。 この国も、親ロ派の住民を抱え、承認されていないが共和国を名乗っている。 ロシア軍が介入する素地があるということである。すでにロシア軍が進駐しているのかもしれないが、モルトバは欧州連合から軍事援助を受け入れることに決定したようである。 データ ロシア・スプートニク2022年5月31日, 09:56 モルドバのマイア・サンドゥ大統領は、モルドバ政府が欧州連合(EU)から軍事援助を受ける意向であることを確認した。 モルドバのテレビ局Pro TV Chisinauの放送内で、サンドゥ氏は「EUからは非殺傷兵器の援助を受けたが、英国の発言を受けて、基本予算でカバーすることができない軍の基本的なニーズは何か、これから国防省と協議する」と話した。 サンドゥ氏は「政府が軍事支援受け入れの可能性を分析する」とし、「(軍事支援)はEUからの可能性もあれば、他国からの可能性もある」と答えた。 ウクライナをめぐる情勢 バイデン氏「ウクライナに露攻撃可能なミサイル供給せず」 また、サンドゥ氏は、モルドバ国軍は十分な武装が必要だとした。「我々には軍隊があるのだから、武器があるべきだ。戦争は望んでいないが、守ってもらわなければならない」と語った。 先に、英国のトラス外相は、テレグラフ紙のインタビューに対し、英国およびその他の北大西洋条約機構(NATO)諸国は、モルドバへの兵器供給の可能性について協議していると明らかにした。 この計画が採択されれば、NATO加盟国はモルドバに旧ソ連時代の装備に代わる近代兵器を提供し、それらの使用方法について兵士を訓練することになる。 関連ニュース モルドバは安定と平和の維持の第一線に立っている=国連総長 米国政府、モルドバの緊張悪化に懸念表明 |