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情報BOX:世界で食料価格高騰、主な原因と今後の展望 ロイター編集 [2022年05月15日(Sun)]
食料価格が世界で高騰している。ウクライナは世界3大黒土地帯で小麦の生産量が首位クラスであったが、ロシアの侵攻で、小麦の生産どころの騒ぎではなくなってしまっている。

数年は食料の高騰は避けられない。このところで冷害などが重なれば一気に食料危機になるリスクを抱えている。日本は食料の自給率が35%ぐらいなので輸入が止まれば危機に陥る。

データ
イギリス・ロイター 2022.5.15


[シカゴ 10日 ロイター] - 世界で食糧価格が高騰を続けている。主な原因と今後の見通しを整理した。


5月10日、世界で食糧価格が上昇を続けている。主な原因と今後の見通しを整理した。

グローバルな食料価格が上昇を始めたのは2020年半ば、各国企業が新型コロナウイルス感染症(COVID−19)のパンデミックのために活動を停止し、サプライチェーンが圧迫されたことによるものだ。

農産物をスーパーマーケットまで運ぶトラック輸送が利用できなくなったため、農家は牛乳を廃棄し、果実や野菜は腐るままとなり、消費者が食料の備蓄に走ったことで価格は高騰した。ロックダウンによる移動制限で移民労働者が不足したことも、世界的な収穫低下につながった。

その後も、世界各地で主要農産物に問題が発生した。大豆輸出量で世界首位のブラジルは、2021年に深刻な干ばつに襲われた。中国における今年の小麦収穫量は、これまででも最悪の部類に入る。パンデミックの中で食料安全保障への関心が高まったことで、将来的な欠乏に備えて主要穀物の備蓄を積み上げた国もあり、グローバル市場への供給が絞られた。

2月末に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、食料価格の展望を急激に悪化させた。

国連食糧農業機関(FAO)によれば、食料価格は2月に過去最高を記録し、3月にはさらに記録を更新した。ロシアとウクライナを合わせた小麦と大麦の生産量は世界の3分の1近くに達し、調理用のひまわり油の輸出量では世界の3分の2を占めている。ウクライナはトウモロコシ輸出量で世界第4位だ。今回の紛争によりウクライナの港湾や農業インフラが打撃を受け、今後数年にわたり、同国の農業生産が制約される可能性は高い。

一部のバイヤーは、西側諸国による制裁を理由に、ロシア産の穀物の購入を控えている。
Posted by ゆう東洋医学研究所 at 10:57 | 戦争と平和 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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