西側の制裁、ロシア政府揺るがさず=メドベージェフ前大統領
ロイター編集 [2022年03月25日(Fri)]
ロシアの安全保障会議の副議長が西側諸国の制裁が政府に何らかの影響を及ぼすと考えるのは「愚か」との見方を示した。
経済制裁は現段階ではさほど効果はないだろう。しかし、半年あとにはボデーブローとしてロシアの経済に響いてくる。しかし、即効性はなく停戦の決め手にはならない。 問題はいかに早く停戦させることができるかということだ、このままではウクライナの市民の犠牲が増大するばかりだ。 またプーチンに何らかの影響を及ぼすと考えるのは”愚か”ともいっている。プーチンへのごますり発言である。 データ ロシア・スプートニク 2022・3・25 ロシア前大統領で、現在は安全保障会議の副議長を務めているドミトリー・メドベージェフ氏は、ロシア企業に対する西側諸国の制裁が政府に何らかの影響を及ぼすと考えるのは「愚か」との見方を示した。 [25日 ロイター] - ロシア前大統領で、現在は安全保障会議の副議長を務めているドミトリー・メドベージェフ氏は、ロシア企業に対する西側諸国の制裁が政府に何らかの影響を及ぼすと考えるのは「愚か」との見方を示した。 ロシア通信(RIA)のインタビューで語った。制裁はロシア社会を強固にするだけで、当局に対する国民の不満を引き起こすことはないと述べた。 西側諸国は、ウクライナを侵攻したロシアに対してさまざまな制裁を科しており、一部はプーチン大統領に近いとされる富裕な実業家を標的にしている。 メドベージェフ氏は「これらの実業家の中に、国の指導者にわずかでも影響を及ぼせる人物がいるだろうか?答えはノーだ」とした。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 |