ブリンケン米国務長官 ロシア軍のウクライナ軍に対する優位性を認める [2022年03月06日(Sun)]
おそらく、ウクライナ軍は装備や軍備全体では日本の自衛隊よりかなり劣ることはまちがいない。しかし,ウクライナ軍人の士気はかなり高いことは事実である。ロシアは読み間違えていた。
そして、西欧から武器援助の精密誘導ミサイルの装備で、ロシア軍の戦車、装甲所車などをかなり破壊している。ユーチューブに破壊されたロシア戦車などが投稿されている。 これも、ロシア軍は読み間違えたといえる。想定を超える損害を出しているのではないか。 長年、ウクライナでは経済不況の影響もあり、軍備がかなりおくれてしまっており、また兵士の士気も落ちていたがここ数年でかなり盛り返している。また兵員も80万人を超えているようだ。 しかしロシア軍の火力、大砲、ミサイル、戦車などでは圧倒的にウクライナ軍を上回っている。ロシア軍が総攻撃をかければ、ウクライナは膨大な軍人・民間人が亡くなることになる。 キエフも敗戦時の日本と同じように瓦礫の山、死体の山となる可能性がある。キエフでは市民に武器を配り、市街戦を覚悟している。 スパイ・防諜・謀略部門の出身であったプーチン氏と、喜劇役者あがりのウクライナ大統領との戦争でもあるが、ロシア軍はなめていて侵攻すれば国外に逃げ出すと考えていたのではないか。 データ ロシア・スプートニク2022年3月5日, 22:08 アントニー・ブリンケン米国務長官は、ウクライナの敗北は避けられないとは考えていないとしながらも、ロシア軍はウクライナ軍の能力よりはるかに勝っていることは認めた。 ブリンケン氏は、「人生で避けられないのは死と税金だけ、という古い決まり文句があるが、すべてが避けられないものだとは思っていない。 しかし、もちろんロシア軍が全力を尽くせば、ロシア軍の能力はウクライナ軍を上回るというのが実情だ。 しかし私は、あなたがウクライナの人々の意思とそれが持つ影響力を十分に理解しているとは思えない」と英BBCとのインタビューで述べている。 また同氏は4日、北大西洋条約機構(NATO)はウクライナを支援しながら、ロシアとの対話の扉は開いておくとの考えを示した。 西側諸国は、2014年から繰り広げている制裁スパイラルの新ラウンドを開始した。 ロシアの大手銀行「スベルバンク」や「VTB」などが新たな制裁の対象となり、欧州連合、米国、カナダなど多くの国がロシアの航空機の飛行を禁止した。 ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は以前、欧米の制裁は非常にシビアなもので、ロシアは事前に十分な準備をしてきたと明らかにした上で、ロシアの利益になるような対応策を展開するためには、国家機関による分析と調整が必要だと述べた。 関連記事 ウクライナ軍、禁止の白リン弾を使用=ロシア国防省 ロシア軍、ヘルソンを管理下に置く |