米国株式市場=続落、ウクライナ危機が堅調な雇用統計を相殺
ロイター編集 [2022年03月05日(Sat)]
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ニューヨークの株式市況は続落した。株価はウクライナ情勢を投資家がどう見ているかによりアップダウンする。投資家はウクライナ情勢を悲観的に見ているということだ。
世界の投資家はウクライナ情勢を短期の終結は見込んでいないということであろうか データ イギリス・ロイター2022・3.4 [4日 ロイター] - 米国株式市場は続落して取引を終えた。この日発表された2月の雇用統計は市場予想を大幅に上回り、経済の堅調さを示したものの、ウクライナ情勢が重しとなった。 S&P総合500種の主要11セクターは大半が下落。中でも金融株が2%安と、下落が目立った。投資家は、西側諸国の対ロシア制裁措置が国際金融システムにどのような影響を及ぼすかを懸念している。 S&P銀行株指数は3.35%安。週間では約9%下げ、2020年6月以降で最大の下落幅を記録した。 米労働省が4日発表した2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比67万8000人増と、市場予想の40万人増を大幅に上回った。 ホライズン・インベストメンツのポートフォリオマネージャー、ザカリー・ヒル氏は「3─4週間前であれば、これは非常に重要な数字だと見なされた。 しかし、雇用増加の背景と欧州で起きている出来事を考えると、そうとも言えない」と指摘した。 アマゾン、アップル、グーグルの親会社アルファベット、マイクロソフトは軒並み1%超下落した。 半面、原油などコモディティー価格の上昇高を受けてエネルギー株が高い。S&Pエネルギー指数は2.85%高で、週間では約9%の上昇となった。 週間では、S&P500とダウはともに1.3%下落、ナスダックは2.8%下落した。 WWインターナショナル(旧ウエート・ウォッチャーズ)が8%超急落。米連邦取引委員会(FTC)が、同社は保護者の許可なく子供の個人情報を「違法に」収集していると指摘した。 ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.12対1の比率で上回った。ナスダックでも2.70対1で値下がり銘柄数が多かった。 米取引所の合算出来高は139億株。直近20営業日の平均は約126億株だった。 |



