ドネツク・ルガンスク両共和国の指導者、プーチン大統領にウクライナ軍撃退の支援要請 [2022年02月24日(Thu)]
ウクライナにおける東部の独立運動は、武力によって独立しようとするもので最初からロシア軍が軍事援助していたと思われる。
プーチン氏はクリミア半島の併合とウクライナ東部の問題はロシア人移住地区ということもあっていずれ独立を認めなければならなかった問題として認識していた。 おそらく綿密な作戦計画が練れており、その計画に沿って実行されている感がする。プーチン氏の次のシナリオはウクライナを再びロシア領に編入するということかもしれない。 アメリカのバイデン氏の出方を分析しながら、世界大戦の引き金にならぬよう注意深く計画をすすめているということであろう。 とすれば、現時点でのロシア軍のウクライナ国境周辺からの撤退はなかろうと思われる。 データ ロシア・スプートニク 2022年2月24日, 08:22 ドネツク人民共和国の指導者デニス・プシーリン氏およびルガンスク人民共和国の指導者レオニード・パセチニク氏は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領に対し、民間人の犠牲者を避け、ウクライナ東部での人道的悲劇を防ぐために、ウクライナ軍の攻撃を撃退するよう要請した。23日、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官が発表した。 ペスコフ氏は「ウラジーミル・プーチン大統領は、ドネツク人民共和国の指導者デニス・プシーリン氏およびルガンスク人民共和国の指導者レオニード・パセチニク氏から要請の書簡を受理した」と語った。 またペスコフ氏は、書簡の本文を引用し「現在、状況の悪化とウクライナ政府からの脅威のため、両共和国の市民は避難を余儀なくされ、引き続きロシアへ避難していると強調されている」とし、 「両共和国ではウクライナ軍による侵攻が続いている中、民間および産業インフラ、学校、病院、幼稚園が破壊され、そして最も恐ろしいのは子供を含む民間人が犠牲となっていることだ。ウクライナ政府の行動は、ドンバスでの戦争を終わらせたくないことを証明している」と非難した。 ウクライナをめぐる情勢悪化 EUが正式に対露制裁 ドネツク、ルガンスクの承認を理由に プーチン大統領に宛てられた書簡では「ウクライナ政府は、米国など西側諸国から軍事支援を含む包括的な支援を受けながら、連絡先での軍事的プレゼンスを増強し続けている。ウクライナ政府は、紛争の武力的解決に方向づけている」と述べられている。 ペスコフ氏は「前述のことを踏まえると、現状を受け、また、友好・協力・相互関係に関する条約に基づいて、民間人の犠牲や人道的悲劇を防ぐために、2つの共和国の指導者は、ロシア連邦と両共和国の間の協力と相互支援、そしてウクライナ軍の攻撃を撃退するよう要請している」と明らかにした。 関連ニュース ウクライナはロシア史の一部、ロシア領から人為的に作られた国家 トランプ氏が高評価 ロシアによるドネツク、ルガンスクの独立承認は「天才的」 |