カザフスタンで非常事態宣言発令 燃料価格高騰に対するデモがエスカレート [2022年01月05日(Wed)]
燃料価格高騰に対するデモが大規模化して非常事態宣言がだされたという。日本はガソリン価格等高騰しても、市民はデモなどしないおとなしい国民である。
データ ロシア・スプートニクデータ2022年1月5日, 10:29 カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領は4日、燃料価格高騰に対するデモが大規模化したことを受け、西部のマンギスタウ州と南東部にある同国最大のアルマトイ市に非常事態宣言を発令した。 年明け以降、カザフスタン西部の産油地域であるマンギスタウ州ジャナオゼンやアクタウの住民が2倍におよぶ燃料価格の上昇に抗議するため集結。 アルマトイの中央広場には約1000人が集まった。デモは治安部隊との衝突にエスカレートした。警察がガスを用いたため、中央広場は呼吸困難になるような強い煙で覆われたという。 状況の悪化を受け、トカエフ大統領は「公共の安全の確保や法と秩序の回復、市民の権利と自由を保護するため、マンギスタウ州とアルマトイ市は2022年1月5日1時30分から1月19日の0時までの期間、非常事態宣言を導入する」との法令に署名した。23時から7時までの夜間外出禁止令も発令された。 非常事態宣言下では、大規模なイベントやストライキの禁止、武器、弾薬、アルコールの販売が禁止され、武器や弾薬が没収される。また、アルマトイへの出入りが制限され、書類の確認、人や車の検査が規定される。 |