ロシアとサウジは原油の増産に踏み切らない=米大統領 [2021年11月07日(Sun)]
アメリカは自国のことを言っていないが、アメリカも増産には消極的であろう。なぜなら国内のシールガス製造者が反対する。高価格であることはシールオイルガス生産者にとってもありがたいことだからだ。
ロシアにとっても原油価格の高騰は、原油・ガス製造者の利益を上げることになるから、原油価格を下げるのとはロシアの国益に沿わないからだ。 日本は石油製品価格が上昇し、トラックなどの輸送業者あのコストを直撃してくる。輸送費の上昇はあらゆる商品の値上げに連なっていく。 データ ロシア・スプートニク 11:39 07.11.2021 ジョー・バイデン大統領は原油の増産を行うよう産油国に呼びかけたものの、ロシアとサウジアラビアがこれに対応するとは期待していない。そのため、パートナー国と連携して産油国と交渉する姿勢を示している。 バイデン大統領はホワイトハウスで開かれた記者会見で次のように発言した。 何よりもまず私はOPECが対応する、ロシアとサウジアラビアが対応するとは期待していない。 彼らは原油を少しばかり多く掘削するだろう。ただし、これが十分かどうかは別の問題だ。 バイデン大統領によると、原油市場の価格安定に向けて別の措置を用意しているという。 私はしかるべき時に他の国と話をする……それによって、パイプラインにより多くのエネルギーが流れるようにする。 Месторождение нефти - Sputnik 日本, 1920, 04.11.2021 原油価格 120ドルまで高騰すると予想 11月04日, 22:20 石油輸出国機構は4日、12月の原油掘削量について検討を行い、協調減産量を40万バレル分解除することで合意した。 これに伴い、12月の協調減産量は376万バレルとなる見通し。一方、米国をはじめとする輸入国はさらなる緩和を要求していた。 関連ニュース 露ガスプロム、欧州の天然ガス価格上昇を望まない 日本に「化石賞」 国際的な環境NGOが岸田首相の演説を批判 |