東北地方太平洋沖、日本 2011年3月11日 [2021年11月06日(Sat)]
災害は忘れたころにやってくる。 データ ロシア・スプートニク2021・11・06 2011年に起こった東北地方太平洋沖の大地震は、東日本大震災とも呼ばれる。三陸沖で発生した地震の規模はマグニチュード9に達した。 この地震は1900年以降、世界で2番目に大規模なものであり、130年前に近代的な地震の観測が行われるようになってから最大のものとなった。 地震による津波は、岩手県宮古市で高さ40.5メートルに達し、宮城県仙台市では最大10キロの陸地に広がった。 また地震により、本州は2.4メートル東へ移動し、地球の地軸は東経133°の方向に10〜25センチ傾いたとされている。 津波は数万軒の建物を崩壊させ、津波が押し寄せた地域のほぼすべてを破壊し、大規模な被害を生んだ。 公式データによれば、およそ20,000人が死亡または行方不明となった。最大の津波は大船渡の綾里湾で、高さ30メートルにも及んだ。 巨大な津波は日本の東沿岸部を襲い、18,000人以上の犠牲者を出した。またおよそ45万2,000人が避難を余儀なくされた。さらにこの津波により、福島第一原子力発電所では水素爆発とメルトダウンが起こった。 |